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- 2022.05.05 Thursday
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キュービックスクリーンmini 試作報告
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ながらくminiシリーズの筐体をどうするかという問題の決着がつきそうです。
プロジェクター、鏡、人型スクリーンの位置決めをしていきます。
塗装前の筐体
この試作時、前カバーは固定式でした。
高級オーディオを少し意識したデザインになっております。
そもそも加賀電子さんのLEDプロジェクター「KG-PL021X」が生産中止になって、
後継機種をアドトロンテクノロジーさんの「QUMI Q5」にしようと思っても、こ
の機種も生産中止になったり、焦点距離が長いという問題もあってクローズアッ
プレンズを装着する等、なかなかすんなりと行かない状況だったのでした。
デザインを意識し過ぎると、高コストになってしまう。
ローコストでかっこ良くするのは難しい。
以前の樹脂筐体のノウハウがあったので比較的上手く出来上がった。
等身大バーチャルマネキンの超単焦点プロジェクターをRICOH PJWX4141N改良
型に移行していく段階で、RICOH新横浜事業所に足蹴く通っているときに、「今
度新しいLEDハンディープロジェクターを開発しているのだけども」という話に
なって試作機を見せてもらったときに「単焦点」だし「明るさ」も十分だったこ
とから「miniシリーズのプロジェクター最有力候補としてテストさせて下さい」
とお頼みして、ようやくここまで漕ぎ着けたようなしだいであります。
新仕様 W250☓D250☓H250mm スチール製
旧仕様 W394☓D250☓H270mm 樹脂製
プロジェクターが単焦点になったおかげで、横幅が約150mm 削減
売場を広く使えます。
上手く出来上がったが今度はコスト削減に取り組む。
現状での問題点
その1、RICOH製LEDハンディープロジェクターは海外では販売しているが、日本
国内での販売は未定。(購入価格や発売時期が未定となっている。)
その2、miniシリーズの使用場面での競合機種はデジタルフォトフレームであり、
おそらく想定価格はおよそ10倍強だと思われるが、費用対効果等の付加
価値の問題をいかに説得できるか?理論武装ができるか?
その3、3Dプリンターでスクリーン原型作成費、真空成型費、筐体の設計変更を
含めたコストダウン化。
このような問題を抱えておりますが、今までの数10台単位の販売からもっと大きな
マーケットに販売していくためにはどこでも共通する問題点でもありますので、
チャレンジしてまいります。
現状ではプロジェクターの調整やマイクロSDカードの入替えが簡単に出来るように
カバーの跳ね上げ式にしていますが、発売段階ではコストの問題から跳ね上げ式は
やめると思います。
動画は